Orbitkey Nest

製品開発ストーリー

1. Orbitkey Nest（オービットキー・ネスト）のアイデアのきっかけ

ここ数年間、私たちは新しい働き方変革に直面しています。世界の企業やリーダー達は、リモートワークによって、従業員の生産性、仕事と生活のバランス、メンタルヘルス、経費、そして環境にもプラス効果がある事を少しずつ理解してきています。

特に大手で躍進的な企業にとってのオフィスのデザインにおいて、この変革推進が大きく影響し、今や従業員は一定の決まった場所に留まって働かないことを奨励されています。つまり、リモートワークにより様々な場所で働くということは、気が散って集中できず身の回りを整理できないというというチャレンジを意味しています。

従って、このような最近の仕事をする環境において、この製品「Nest」は、場所を移動して働く時にも、そして決まった場所で働く時にも、ユーザーに付加価値を提供する役割を果たすと信じています。

2. ソフトケースではなくハードケースにした理由

デスク上でも、バッグの中でも、キャリーケースとしてだけではなく、機能的で整理整頓することにも極めて役立つ機能的な製品にすることをめざしました。

様々なテストの結果、ユーザーにとって直観的に使い易く、使って直ぐにそれぞれの役割が判り易いフォーマットにたどり着きました。小物が置ける丈夫なトレイになる蓋と、その下は様々な文具やガジェット小物を入れ収納ケースとし、二つを組み合わせてバッグに入れて持ち運べるアイデアです。

デスク上で使う時もそのデザインがうまく機能し、そしてワイヤレス充電台として使用する為にはトレイが適度な強度があることが重要です。トレイが丈夫であれば、バッグに入れて移動中の振動にも対応でき、その硬さによってトレイ全体を外すことも、本の表紙のように開閉することも、２通りの開閉方法が可能にしました。

3. 開発過程で、最も注意を払い時間をかけた点

まず初期の研究開発の中で重要視したのは、製品はバッグに入れて持ち運ぶ時に安全で信頼性が高く、しかも外出先でも直ぐに使える機能性を持たせることでした。

デザインプロセスの中で最も時間をかけたのは、二通りの使い方ができる革新的な蓋とケースを繋ぐ「ヒンジ機能」です。多くの試行錯誤の結果、蓋を持ち上げて開ける、あるいは本の表紙のように片方を開ける、どちらの方法でもケースに保管しているものが直ぐに取り出せることを心掛けました。

4. この製品の最も注目すべきユニークさ

蓋を開閉する二通りのヒンジ
蓋（トレイ）を持ち上げる、あるいは本の表紙のように開ける、の二通りの方法でケースから物が取り出せます。

自由にカスタマイズできる仕切り
ケースに入れる物のサイズや組み合わせに合わせて仕切りの位置を自由に決めて収納できます。
人が日々持ち運ぶ物は、その人の職業と個人的ニーズによって大きく異なるので、マジックテープで仕切りは自由にカスタマイズする利便性を重要視しました。
ワイヤレス充電パッド
収納整理ケースに、初めてワイヤレス充電機能を内蔵した製品と言えると思います。仕事をしながら、スマホを「取る」「置く」と少ない手数で電話やメールの確認ができ、充電が可能です。

5. 素材

最適な耐久性と美しさを持つ素材で、機能性はもちろん、質感や美しさにも注意を図り、美観と機械的精度のバランスよく仕上げるようそれぞれの素材選びに拘っています。

6．お客様へのメッセージ

Orbitkey社の基礎であり全ての製品作りに心がけていることは、毎日使う身の回りを整理整頓する手助けをすることです。その上で「Orbitkey Nest」は、人々の日々の身の回りをより整理し、仕事の生産性や効率を高める手助けになると信じています。皆様がミニマル・デザインで革新的でユニークな機能を好むなら、この製品があなたのワークツールになると信じています。皆様のサポートに心から感謝いたします。